基礎編 ~実際のデータを見てみよう~
通信プロトコルとは
通信プロトコル通信する際の情報のフォーマット (形式) などの約束事。は通信の約束事だと学びました。今回の演習では実際に使われているいくつかの約束事に触れてきました。
- HTTPWeb ページ閲覧の仕組みを提供する通信プロトコル。 なら、Web ページのファイルの場所などを
ファイル: /joho1/internet.html
のような項目名: 内容
というフォーマットで整理しないといけない、など。 - TCPデータをパケットに分ける他、いくつかの制御を行って情報を確実に送り届ける通信プロトコル。データが通信途中に消えてしまった場合は再送も行う。 なら、100 文字ごとに情報をパケット通信しやすいように細かく分けられた情報の 1 つ 1 つ。に分ける、など。
- IP情報の宛先などを管理する通信プロトコル。 なら、IP アドレスIP が宛先や通信経路を管理するときに使う、ネットワーク上の住所のようなもの。を使って宛先を管理する、など。
- イーサネットLAN ケーブルなどを使うとき、電圧の高低と二進法の 1 と 0 を対応付けるなどの制御を行う通信プロトコル。 なら、ケーブルの電圧の高低と二進法の 1 と 0 を対応させる、など。
これら約束事の具体例を学んだことで、通信プロトコル通信する際の情報のフォーマット (形式) などの約束事。へのイメージが具体的になったでしょうか?
HTTP
(アプリケーション層)
</>
TCP
(トランスポート層)
</>
</>
IP
(インターネット層)
</>
</>
イーサネット
(ネットワークインタフェース層)
</>
スマートフォン
HTTP
(アプリケーション層)
</>
TCP
(トランスポート層)
</>
</>
IP
(インターネット層)
</>
</>
イーサネット
(ネットワークインタフェース層)
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Web サーバ